6年生くすの木タイム 前橋オリエンテーリング
- 公開日
- 2020/12/07
- 更新日
- 2020/12/07
PTA広報委員会
前橋オリエンテーリング当日。
目的は前橋の魅力を見つけて発信していこうというもので,総合的な学習の時間「くすの木タイム」の授業の一環です。
1学期からどこをターゲットにするか検討を重ねて決めた場所。班ごとに出発を待つ子どもたちは授業ではあるもののうきうきした様子が隠しきれていませんでした。修学旅行第二弾のようです。
A班が選んだ場所は「不動大滝」。赤城山随一の大瀑布です。ただ,実際にそこまで行くことはできないため,「粕川支所」でお話を聞く計画でした。先生の合図によりスタート。バスで中央前橋駅まで行く予定でしたが,バスが来なかったため徒歩で行くことに。しかし,時間がギリギリだったため走りました。さすが子どもたち。容赦なく走ります。息も絶え絶えに駅へ到着。残り2分で発車の上電に乗り込むことができました。フラワーパークへ行く班を大胡駅で見送り,40分かけて粕川駅へ到着。粕川駅は風情のあるローカルな駅でした。駅前にある看板を確認して粕川支所へ。途中迷いかけましたが,見事なチームワークにより予定通り到着。会議室で5分程度の説明を聞いた後に,10/27に完成したばかりだという動画を拝見しました。先ほどまでの和気あいあいとしていた空気とは一変,真剣に話を聞きメモをする姿には感心しました。その後の質問タイムでもきちんと下調べをしてきたことが伺われる内容であり,職員の方もていねいに回答してくださいました。アンケートの記入をした後,目的を果たした安堵感からか往路よりも余裕がある様子で帰路につきました。
不測の事態にも臨機応変に対応し,楽しむところとまじめにすべき時間をきちんと使い分けられる子どもたちの姿は6年生として誇れる姿であり,小学校生活を通してしっかりと成長してきたことを感じることが出来ました。このように成長してこられたのも,ここまで導いてくださった先生方のおかげだと思います。
最後になりますが,児童の自主性に任せながらも安全面に留意できるよう計画を立て,当日もすべての班に目を配り見守ってくださった先生方,ありがとうございました。
(文責 Y・Y)
B班は学校から徒歩で群馬県庁へ向かいます。地図を見なくても迷うことなくどんどん歩いていく子どもたちに驚かされます。20分ほどで到着し,県庁をバックに様々なポーズで写真を撮ります。その後ウォークスルータイプの体温測定に少し驚きながらエレベーターで展望台へ。32階からの眺望を堪能する中,偶然にもぐんまちゃんに遭遇し,一緒に写真を撮りました。その後,本日の目的の一つである群馬県職員の方へインタビューします。対応してくださったのは,観光魅力創出課の女性。群馬県の魅力について,あらかじめ質問してことへの回答をいただき,また,「ワーケーション」「マイクロツーリズム」などの初めて聞くような言葉についても教えていただきました。子どもたちの一生懸命メモを取る姿がとても印象的でした。
県庁を後にして,次なる目的地のるなぱあくへ徒歩で向かいます。こちらでもまずは管理棟で体温測定をしてからの入場です。乗り物に乗りたい気持ちを抑えて,本日のもう一つの目的であるインタビューを,迷路やジェットコースターなどの乗り物の担当の方に行います。るなぱあくの歴史や魅力についてお話を伺いましたが,皆さま笑顔で快く応じて下さり、その姿にるなぱあくへの愛や誇りを感じました。こちらでも子どもたちはたくさんメモをとりながら一生懸命質問をしていました。
きちんと目的を果たし,帰路につきます。朝学校を出てからほぼ座ることなく歩き続けること3時間ほど。さすがに疲れは少し見えましたが,愚痴や文句を言うこともなくしっかりと歩いていく姿に改めて成長を感じるとともに,彼らが向かう未来の群馬県がさらに魅力あふれるものとなることを心から願う一日となりました。
(文責 M・A)